菊芋がスゴい！糖尿病もやっつける3つの効能
糖尿病の原因「糖」に菊芋がいいらしい
糖尿病の原因の1つ「糖質」に菊芋が効果的だ！
・・・といわれていることについてわかりやすく説明しましょう。
糖尿病の原因の1つといわれている「糖質」は、
じつはわたしたちのカラダには必要な栄養素の1つなんです。
しかし、
いくら「糖質」がわたしたちに必要な栄養素だからといって
やたらと摂取してしまうと、血糖値がどんどん高くなってしまって、
結果的に正常値を上回ってしまい、糖尿病の原因となってしまう！
というのはよく知られています。
日本人ならよく食べるジャガイモやお米、パンなどにも
「デンプン」という「糖質」が含まれていますので、
わたしたちは知らず知らずのうちに
必要な栄養素をしっかり摂取しているにもかかわらず、
最近の日本の食生活を振り返ってみると、
お米やパン以外にも「糖質」を含んだ食べ物ってけっこう摂取していませんか？
そう考えると日本の糖尿病患者の数が、
世界ランキングの上位に位置するほど急増しているっていうのもうなずけますよね。
じゃあ何とかしないとヤバくない？
なんかいいものはないの？
・・・と焦りまくっているみなさん、そこで菊芋の登場です。
じつは菊芋は、「糖質」を吸収することによって血糖値が高くなるという
糖尿病の原因となるこのような作用にとても効果的な働きをしてくれるんです。
菊芋の働きでわかった！糖尿病もやっつける3つの効能
菊芋の3つの効能
①糖質の吸収をおさえて血糖値を下げる
②腸のなかの善玉菌を増やす
③便秘解消に役立つ
①「糖質」の吸収をおさえて血糖値を下げる
菊芋には「イヌリン」という食物繊維がたくさん含まれています。
この「イヌリン」は水溶性なので胃の中でゲル状に変化します。
そしてゲル状になった「イヌリン」が
まるでコロコロでゴミを吸着させるように、
血糖値を上昇させる余分な糖質・塩分・コレステロールなどを
抱き込んで体外へと排出してくれ、
体内に吸収されないようにしてくれるという働きをしてくれます。
↑ ↑ こんなかんじ。
この働きによって「天然のインシュリン」なんて表現をする人もいるくらい
血糖値の上昇を抑えて正常な状態を保つために役立ってくれるんです。
菊芋すばらしい！
しかも「イヌリン」自体も「糖質」なのですが、
わたしたちのカラダのなかには
この「イヌリン」を分解して吸収させる酵素がないので、
菊芋を食べても血糖値の上昇には影響しない
というところがまたすばらしい。
②腸の善玉菌を増やす
腸に運ばれるとビフィズス菌などの善玉菌のエサになります。
そう悪玉菌（ウェルシュ菌）のエサにはならないのです。
なので善玉菌だけの成長を促して増加させてくれるので、
腸の中はビフィズス菌が優位になって腸内環境が整っていきます。
↑ ↑ こんなかんじ。
腸の中の環境が整うと消化器系のトラブルの改善、肌トラブルの改善など、
いろいろな体の不調の改善につながってくれるんです。
③便秘解消に役立つ
ビフィズス菌が優位になって腸の中の環境が整うと、
便秘が改善されます。
ただ便秘ではない人が菊芋を食べ過ぎると、
お腹がゆるくなって下痢をすることもあるので食べ過ぎには注意が必要です。
まとめ
東洋医学の理論で「万病一元」という言葉があります。
これはすべての病は腸にあるという理念からの言葉です。
腸をキレイにすると血液がキレイになる。
血液がキレイになると細胞がキレイになる。
細胞がキレイになるとカラダがキレイになる。
まさにこの菊芋の効能によって腸をキレイにしていけば、
血糖値が調整されるだけでなく、カラダ全体が自然とキレイになっていく
・・・というのが連想できる言葉ですね。
実際、菊芋をつかった食事療法で、
一部の糖尿病患者に改善があったという結果も確認されているようですしね。
このような効果をもつとされる菊芋を、
実際に試す試さないはもちろん個人の自由です。
ワタシ自身も医者でもなければ科学者でもないので、
効果を保証することもできません。
ただ、菊芋はただの「野菜」です。
薬でもなく怪しいサプリメントでもありません。
副作用なんてもちろんないので、
かかりつけのお医者さんの指導のもと
試せるようなら試してみるのもアリかとおもいますし、
まだ糖尿病ではない方なら、
予防のために試してみてもいいんじゃないかとはおもいますが。
サクサク系の食感がなかなかおいしいんですよね。
ちなみにワタシはお腹がゆるくなって、
菊芋を食べたその日の夜、２回はトイレに駆け込みます。
便秘でない人は本当に注意してくださいね。
