自然栽培deわくわく家庭菜園!

体質改善の為の食生活改善法と自然農での野菜作りをおすすめする自然栽培専門ブログ

バターナッツかぼちゃ栽培 「人工授粉」

じれったい!バターナッツかぼちゃの雌花の特徴

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バターナッツかぼちゃを育てていると、

「人工授粉させたいのに雄花が咲かない!!!」

といった、

悲痛なる声をよく聞きます。

 

 

 

 

人工授粉させたほうが確実に実がなる!

と、

いろいろな専門書にはそう書かれているので、

読者からすれば、

雌花をみつけようものなら「よし授粉だ!」と、

鼻息が荒くなってしまうのは当然のことだと思います。

 

 

 

 

ところが、

とうのバターナッツかぼちゃは超マイペースです。

 

 

 

 

当農園でもたしかにバターナッツかぼちゃは、

雌花ばっかりが咲きまくって、なかなか雄花は咲きません。

 

 

 

 

でもご安心を。

 

梅雨が過ぎて気温が暑くなってくると

なぜか自然と両方咲いてくるんです。

 

不思議なものですよね。

 

 

 

 

ひょうたん型の雌花が咲いているのをみつけ、

せっかちに人工授粉させようと

バタバタ慌てふためいている人間をよそ目に、

かぼちゃ本人は、いたって冷静。

 

「まあまあ、

時期がくれば雄花を咲かせますから、

ちょっと待っててくださいな。」

といった超マイペースな感じです。

 

 

 

 

自然農の理論のひとつに、

「自然のリズムにあわせて適時適作をおこなうことで、

野菜は病害虫の被害も少なく元気に育つもの」

という言葉があります。

 

あせって無理に異なった品種と交配させたり、

不織布をかけて温かくしようとしたりなどせず、

ここは自然の流れにまかせてじっくりと待つことにしましょう。

 

 

 

 

作物の成長を煽るような行為は、

自然のリズムを狂わせるだけのことのようですから。