かぼちゃの育て方「受粉」
確実なのは人工授粉
かぼちゃは授粉しないと実にはなりません。
ふつうは畑を飛び交っている蜂サンがセッセと受粉をしてくれるんですが、
蜂サンだってできる範囲ってものがありますし、
見落としすることだってあります。
なので、
かぼちゃは人工授粉させて実をつけることが確実
・・・だとされています。
じゃあ人工授粉させましょうといってはみても、
まずは雌花(めばな)と雄花(おばな)の区別がつかないと
ダメですよね。
そこで画像をつかって雌花(めばな)と雄花(おばな)をご説明しましょう。
これが雌花(めばな)。
その雌花(めばな)のなかにある雌しべ。
これが雄花(おばな)。
その雄花(おばな)のなかにある雄しべ。
違いがわかりますか?
雌花(めばな)は、
花の根本のところが、かぼちゃのようにまん丸くなってますでしょ?
これが雌花(めばな)ですね。
そのまん丸のところが、かぼちゃになるってわけです。
で、
雄花(おばな)をポキッともぎとって
雄しべについている花粉を雌しべにチョンチョンと
付けてあげればいいんですが、
確実に受粉させるにはひとつだけ条件があります。
それは朝9時くらいまでに受粉をさせること。
朝9時くらいまでに受粉をさせないと、
効果がうすれてしまうといわれています。
なぜなら、
雌しべが乾いていってしまうことと、
雄しべの受粉能力が落ちてしまうといわれているからです。
なので、
できれば朝早い時間に花が咲いているのをみつけて
チョンチョンしてあげるのが理想とされています。
受粉が成功すると、雌花(めばな)のまん丸だったところが、
こうなって・・・
こうなるんです。
かわいいでしょ?
かぼちゃの花のつぼみがつきはじめたら、
朝の日課として、
人工授粉をやってみてはいかがでしょうか。