家庭菜園の害虫に!唐辛子スプレー の作り方
唐辛子スプレーをつくろう
いろんな害虫がとっても苦手にしているという
唐辛子の「カプサイシン」という辛み成分が、
アブラムシだけでなく青虫やダニなどにも有効だといわれていることから、
家庭菜園などで無農薬栽培をこころみている方たちの間で愛用されている
唐辛子スプレーの作り方を今日はご説明しますね。
唐辛子スプレー の作り方
①唐辛子を焼酎にひたす
空き瓶やペットボトルなどに唐辛子を入れて、全部がひたるまで焼酎を注ぎます。
※唐辛子はそのままでもいいですが、
なんとなくエキスの出方が倍増しそうな気がするので、
ワタシの場合は「輪切り」にしたものを入れています。
②熟成させる
家のなかの冷暗な所で1週間から2週間ほど寝かせます。
③スプレーにする
できあがった唐辛子液を、水で300倍程度に薄めてスプレー容器に移して完成です。
※300倍とは・・・
300mlの水を入れたスプレー容器に、
シリンジなどで唐辛子液を1ml吸い取って混ぜると、
計算がかんたんでラクチンです。
・・・と作り方はとっても簡単です。
焼酎が減ってきたら注ぎ足していけばいいだけですので、
熟成させる管理も手間いらずです。
唐辛子スプレー 散布時の注意点
唐辛子スプレーを撒くとき、これだけはゼッタイ注意してください!!!!
①濃度
唐辛子液の薄める濃度を150倍程度まで濃くすると
効き目が強くなるともいわれています。
ですが、
植物によってはその濃さに負けてしまって弱ってしまったり、
葉っぱが焼けてしまうことがあるので、
300倍程度でつくった薄めの液を定期的にスプレーすることをおすすめします。
②散布するところ
スプレーするときは葉っぱの裏側にも散布するようにしてください。
害虫は葉っぱの表側よりも裏側のほうにいますので。
③散布する時間
スプレーする時間帯は早朝か夕方がいいと思います。
害虫が活動する時間帯ですし、
炎天下でのスプレー散布で葉っぱが焼けてしまう恐れもありますので。
④自己防衛
スプレーが目に入らないように注意しましょう。
このスプレーは劇物ではありませんが、
唐辛子なので目に入るととんでもなくもがき苦しむと思います。
↑↑ 畑の真ん中でこんなかんじになります。
いかがでしたでしょうか?
ご参考になりましたでしょうか?
とくに「唐辛子スプレー散布時の注意点」は、
ワタシの失敗体験から学んだことなので、
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
ありがとうございました。