「落ちにくい口紅」「落ちない口紅」は危険？タール色素などの毒性について

口紅に含まれる有害成分を知っておこう！

食べ物以外でカラダに悪いものをいろいろ探し始めてみると、

「え？　こんなものもダメなんだ。」

というものがいろいろ発見できておもしろくなってきます。

そのひとつが「口紅」。

口紅に使われているタール色素という色素。

この色素には発ガン性が高いものも多くあるらしく、

食品で許可されている色素は約80種類のうち12種類だけで、

それ以外は使用が禁止されているほど毒性の強い成分です。

そんな毒性の強い成分が口に塗りたくられている

・・・っていうのもちょっと疑問だとおもいませんか？

しかも、

「落ちにくい口紅」・「落ちない口紅」というものには、

口紅を落ちにくくするために、

水がゼリーやスライムのように手で持ってつまみ上げられる状態にもできる

アルギン酸などの成分が含まれているものが多く、

これが唇の水分と反応することによって定着されることができ、

ちょっとした摩擦程度では落ちにくくできるものなのです。

ということは、

言い換えれば「有害成分が唇にしっかり定着して落ちない」ということで、

発ガン性化学物質などがじっくりと経皮吸収されている

・・・ということにもなります。

唇の角質層はとても薄いので、

容易に経皮吸収されてしまう部位のひとつです。

なので危険性はかなり高くなりますよね。

 さらに口紅は、

この経皮吸収だけでなく体内に直接吸収もされてしまっています。

みなさんは口紅を塗ったまま食事をしていますか？

ほとんどの方が口紅はそのままで、

かりに食べ物に口紅がついてしまっても、

気にせず飲み込んでしまっていると思います。

そう、

知らず知らずのうちに食べ物と一緒に、

有害成分が体内にとり込まれてしまっている

ってことです。

実際、

食事前に口紅を軽く拭きとるという女性もわずかいたようですが、

ほとんどの方が口紅はそのままで、

「食べ物についてしまっても飲み込んでしまっている」

というアンケート調査の結果もあるようですから、

きっと大多数の方は知らず知らずのうちに、

体内にとり込まれてしまっているでしょうね。

できるだけカラダのなかには不純物をとりいれないようにするには、

食事の時、口紅を落とすように心掛けることなど、

こんなところにも気を配ってみてもいいのではないでしょうか。

今でこそ「タール色素不使用」という

安全性を謳った口紅もあるほど有害扱いされている

そんなタール色素ですが、

商品には「タール色素」とは表記せず、

「赤○号」というような表記になっているようです。

ご購入の際はぜひ見落とさないでチェックしてみてくださいね。